現在進行形のお話。
最近寒くなってきたので、毛皮を持ってるくせに寒がりのうちの猫は、家に入りたがるようになりました。
その場合居候である彼の居場所は部屋の隅っこの新聞紙の上と決まっているはずなのですが、控えめとか遠慮がちとかいった修飾語の存在を知らないうちの猫は、堂々とソファーの上に寝ます。
ソファー自体も三人掛けで定員2名なので、家族全員が見たい映画が洋画劇場で放映されるときなどは、猫、私、妹、両親の四人と一匹で熾烈な陣取り合戦が繰り広げられることとなります。
もちろん体の大きさの関係上猫はすぐに放り出されるのですが、映画がCMに入ってふと我に帰るといつの間に猫が隣で丸まっていて、私のスペースが半分になってたりするのです。
お尻をずらした記憶は全くないので、魔法でも使われたような気分になります。