１９××年　○月○日（休日前）　近所の駄菓子屋にて
　そう、それは日曜日をぐだぐだと過ごすために必要なアイテム、「お菓子」を買うためだった。
　視野の隅に＜ヴァンパイアハンター＞を捉えるまでは・・・。

　前作＜ヴァンパイア＞ははっきり言って「猫（フェリシアと読む事！）がいる！」以外はそれ程魅力的なゲームではありませんでした。
　確かに空中ガード、ガードキャンセル、相殺しない飛び道具、目押しコンボなどの斬新なシステムはありました。
　しかしそれだけに、ゲーマーのなかでとろい分類にあたる私にはついていけなかったという面があります。
　特に目押しコンボは難しく、また対戦ではこれが出来るのと出来ないのでは、与えるダメージ量が月とすっぽんぐらいの差があったため元々非力な猫（ひつこいようだがフェリシアと読む事！）では太刀打ちできなかった記憶があります。

　　しかしハンターは目押しコンボがチェーンコンボになり格段にだしやすくなった上、スペシャルゲージの概念、追い打ち、移動起き上がり、などの新要素がハメをなくし、また私の格ゲーレベルが上昇したこともあってかなり楽しめました。
　キャラのバランスもかなり絶妙だったので、絶対勝てない対戦相手＝自分よりうまいプレイヤーという公式もなりたって居るところもポイントです。

　これだけのすばらしいシステムに超魅力的なキャラクター達がいるのです、はまるなというほうが無理でしょう。
　特に猫（・・・もういい？）が素敵です！
　前作では可愛いいだけでしたが、今回は必殺技の仕様が変わり対空や飛び道具くぐりも可能になった上、飛び込みからのチェーンコンボで大ダメージも狙えるといった強さ面での向上と、勝利デモのコメントが馬○っぽさが抜けそうで抜けきってない絶妙な場所にあったり、新ＥＸ技「プリ−ズヘルプミー」があるといった可愛さ面でのパワーアップも充実しています。
　
　新ＥＸ技「プリーズヘルプミー」これは絶品です。
　どんな技か簡単に説明すると・・・。

　「きゃぁ〜」という猫の悲鳴とともに猫の友キャットウーマンが一人（一匹？）出てきて、敵にぶつかる！
　そうするとどこに隠れていたんだか５〜６人の青〜少年代の友キャットウーマンが出てきて敵をフクロにする！
　最後に猫が「みんなありがとう」と飛び跳ねる！

　素敵です！素敵すぎます！かつてこれほど可愛くいじめをおこなう映像があったでしょうか？
　性能的にもいいこの技は対戦で使用しても何の不都合もないので、犬（狼だったっけ？）や女蝙蝠に画面端に追いつめられた時使い、押しまくりのいけいけモードから一転地獄を見る羽目になる対戦プレイヤーの悲鳴を聞いてよくほくそ笑んでいたものです。

　最新作のセイバー２では、バレッタ、リリス当たりに人気が集まっているようです。
　嘆かわしい事です、あんな赤頭巾と似非女蝙蝠のどこが良いのでしょうか？（ごめんなさい。）
文責　綾
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