19××年 ○月○日(木) 東久留米駅にて
 その日、私はイ○ーヨーカドウで昼御飯を買っていた。
 断っておくが、授業をバックれたわけではない。
 ただ単に、午後に授業を入れてないだけである。
 いくつかの野菜と、うどんを一袋買った後、
 私はビニール袋をぶら下げたまま向かいのゲーセンの入り口をくぐった。
 S.N.Kの新作ゲーム<月下の剣士>をやるために。

 とにかくこのゲームのポイントは「天野票がむちゃくちゃ格好いい。」という一点に尽きます!
 確かに「弾き」という行動の存在により読み合いが楽しいというゲームシステムも結構素敵でした。
 しかし、私にとっては天野の揉み上げ(本当にすごいです。)のほうが当社比1.5の十乗倍素敵でした。 
 もちろん力任せのファイトスタイルや一発性のある昇華連続技なども惹かれた原因のひとつです。
 なんていうか「」という名詞で形容するのが一番合うと思います。 
 
 天野の魅力的な行動のなかで私が最も好きなのは、「いれてみなぁ」ですねやっぱり。
 でいれられたら、「ちょこざいなぁ」で、「でぇぇぇい。」から「がちんとくらいなぁ」につなぐと。
 対戦でこれを決めると気分爽快、たとえその後相手が待ち守矢になったとしても嘲笑う(そして負けても微笑む)事が出来るだけの心の余裕が生まれます。
 あと投げとレバー入れ強斬りの空振り「おっとっとぉ」ですね。
 強攻撃がすかるとよろめく、これはやっぱり「俺の攻撃がはずれるわけねぇだろう。」という天野票の自信の現われだと思われます。
   
 エンディングもむちゃくちゃ格好いいです。
 「満開な桜の下でいい漢とうまい酒を酌み交わす!」
 
これ以前に格闘ゲームはたくさんありましたが、これ以上の格好いいシチュエーションのエンディングが存在してたでしょうか?
 少なくとも私はこの問いに「いや、ない!」と答えますね。
 まぁ、これまでに出た格闘ゲームをすべてやったわけじゃないしあまり強くはいえないのですが・・・。

 それでも私は格闘ゲームのなかにでてくるキャラクターで「一番格好ええ!」と思っている存在なのです、彼は。
文責 綾
BGM: THE YELLOW MONKEY
THIAD YEARS act1