野良猫に住居というものはないに等しいのですが、それでも彼らにはプライベートエリアという睡眠、休憩、トイレ等の生活必需行為をおこなう場所はあります。
 うちの大学の野良猫は日当たりのよい草むらや、誰かが置いていったダンボール箱などで睡眠、休憩をとり、農場や木の根本など土の露出している場所でトイレをすましているようです。
 この点はうちの大学でなくても問題ありません。
 しかし広くて車が走ってない場所と人間が野良猫達を追い立てない場所というのはこの周りにはないのです。
 つまり野良猫達にとってうちの大学は安全地帯というわけです。